薬膳野郎のくいだおれライフ~薬剤師による薬膳的食レポ~

どんな食べ物にも多かれ少なかれ効能があります。そんなの知った上で飯食ったら健康になれそうじゃないですか?そんな視点で食レポしていきます!

カレーは食べ物でも飲み物でもなく、薬である

薬膳といえば、そう。

 

カレーですよね!

 

だよね?僕だけかな?

 

でも実際食べるとめちゃくちゃ調子良くなる!

僕はスパイスから作るくらいカレー好きなんですが、そんな僕が一押しするお店をご紹介します。

 

 

お店紹介

今回ご紹介するのは、スープカレー専門店のモンキースパイス!(略してモンスパ)

まだ開店して1年くらいかな?

にもかかわらず、土日のランチタイムは待ちができるほど。

 

となりのよなやはそれを上回るなかなかの行列ですが、個人的にはモンスパの方が圧倒的に好き!!

店員さんが微妙に知り合いなのでちょっと気まずいけど!

 

本日のカレー

f:id:katagirikenta:20170701140740j:image

どーん

 

野菜スープカレー!!!

旬の野菜が盛り沢山!!!

薬膳の考え方として、「旬なものはその季節に体が必要としているもの」とされています。

よって、このスープカレー最強という事です。

 

 

ちなみに、モンスパのランチは

・サラダ

・カレー(ノーマルスープは大盛り可)

・ドリンク

980円

お得!!!

 

カレーは

・チキンレッグ

・角煮

・ハンバーグ

・野菜

・チキンカツ(値段割り増し)

などから選べます(今回は野菜!)。

 

辛さやライスの量も選べるので何通りもの組み合わせが可能です。

 

まあそれはさておき、

カレーが薬になる理由をご説明しよう!

 

それはスパイスに

 

ショウガ(生姜)

辛味・温性(温めます)

化痰(水液代謝改善)・止咳(咳止め)・解表(邪を発散させる)・散寒(寒邪を取り除く)・健脾(胃の機能改善)・解毒(老廃物や病邪を取り除く)温中(脾胃を温め、働きを高める)・止嘔(吐気止め)

 

ニンニク(大蒜)

辛味・熱性(なかなか温めます)

温中(脾胃を温め、働きを高める)・健胃(胃の機能改善)・止咳(咳止め)・化痰(水液代謝改善)・宣竅(汗腺の詰まりを取り除く)解毒(老廃物や病邪を取り除く)・殺虫

 

トウガラシ(唐辛子)

辛味・大熱性(かなり温めます!!!てか暑い!!!)

温中(脾胃を温め、働きを高める)・散寒(寒邪を取り除く)・消食(消化管の未消化物を取り除く)・開胃(食欲増進)・化湿(湿邪の排泄)

 

などなど入っているため!

 

その他にも、

ターメリック

コリアンダー

・シナモン

・カルダモン

・クミン

ローリエ

とか使います。

 

東洋医学では、風邪の初期は邪気が体表にまとわりついていると考えます。

上記の食材は辛温解表作用(温めることによって汗をかき、発散させる)があり、発散させることでその邪気(風邪・寒邪など)を追い払うことができるのです!

  

邪気ってめちゃ胡散臭さ出てるけどね!!

でも東洋医学は歴史があるから!

 

歴史自体がエビデンス!!

 

歴史がエビデンス!!!!

 

かっこええ!!!!!笑

 

 

ちなみに汗をかいて発散させるため、津液(体の水分)が失われやすくなります。

そのため、僕が自分で作るときはハチミツとかバター入れて潤いを失わないようにします。

 

 

なんかぞくぞくっとした時とか、風邪っぽいなって時本物のカレー(ルウで作ってないカレー)を食べることをおススメします!!

 

 

二日酔い予防の漢方薬ベスト3

お酒を飲む時って何か対策してますか?

 

 

は?

 

 

ウ〇ンのチカラ???

 

 

そんなもん効きません!!

イッツアジュース!!!!

 

まずそもそも、効果があるといわれているウ〇ンの成分のクルクミンって人体に吸収されないから。

まぁでもプラセボと比較して効果が多少あったようなので可能性はあるのかも?

すみません、原著論文とか見てないので何とも言えませぬ。

 

 

んまあ、そんなことより!

確実に効果のある漢方薬で対策しようじゃありませんか!!!

 

 

 

f:id:katagirikenta:20170628135729j:image

手羽先で有名な世界の山ちゃんで飲み比べてました。

 

漢方薬を”

ですよ?

 

 

食レポに関しては下の投稿をご覧くだされ。

 

では漢方薬を紹介していきます!

タイトルはベスト3とかなってるけど、嘘っす。ごめん。

タイプに合わせて飲んで。

うけそうなタイトルつけたかったんです。笑

 

 

ひとつめ

五苓散(ごれいさん)

 

これは割りと有名なので聞いたことある方もいるのでは?

お酒飲んだ翌日にむくむ人にちょーおススメ!!!

 

解説(興味ない人は読み飛ばしておっけー)

白朮(ビャクジュツ)・茯苓(ブクリョウ)が消化管の水や細胞間の水を血中に吸収する

猪苓(チョレイ)・沢瀉(タクシャ)は利尿作用を持つ。

桂枝(ケイシ)は血行を良くして利尿作用を助ける

このため、ポカリとかのスポーツ飲料などで五苓散を服用して、血中のアセトアルデヒド(二日酔いで頭痛くなるやつ)などの排出を速くする

 

 

ふたつめ

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

 

強そうな名前っすね。

薬草感がすごい。

これは暴飲暴食したり、アルコール度数の強いお酒で胃が荒れたりする人におススメ!!!

二日酔いとかお酒に良いっていうより、胃が弱い人向けやね。

 

解説(興味ない人は読み飛ばしておっけー)

黄連(オウレン)・黄芩(オウゴン)が胃液・胃酸が出過ぎるのを抑える

黄柏(オウバク)は炎症を鎮める

山梔子(サンシシ)は炎症性充血を抑えたり、利尿作用を持つ。

 

 

みっつめ

藿香正気散(かっこうしょうきさん)

 

読めへんね。おぼえよか。

お酒飲んだ翌日に下痢になる人におススメ!!!

僕はまさにこれ。お腹がじんわり温まってすごく楽!!

 

解説(興味ない人は読み飛ばしておっけー)

白朮(ビャクジュツ)・茯苓(ブクリョウ)・大腹皮(ダイフクヒ)は利尿作用でお腹の水分をおしっことして外に出してくれる。よって下痢にならない!!あとは、消化吸収・食欲増進作用もある。

厚朴(コウボク)・甘草(カンゾウ)は腹痛を止める

あとは色々な生薬が含まれているが、悪心・嘔吐に効いたり、発汗作用、咳止め・去痰作用もある。万能薬じゃん!!

よって、胃腸風邪の時には最高に効きます!!!

 

 

薬膳を意識して食べるのも良いですが、二日酔いのときはしょうがないっすよね。

 

これらは大体1包100円前後で売っていると思うので、是非お近くの薬局で聞いてみてください。

でも処方箋だけ扱ってるようなところだと置いてないかも。

店内が割りとごちゃっとしている薬局だと置いてあるかも!

めっちゃ適当な鑑別方法ですみません。

 

ご興味あればご連絡下さい。

郵送します!たぶん!笑

世界の山ちゃんを薬膳する!

名古屋名物と聞いたら何が思いつきますか?

 

矢場とん味噌カツ

蓬莱軒のひつまぶし??

 

手羽先の山ちゃんでしょ!!!!

 

というわけで行ってきました。

世界の山ちゃん名駅西口店

 https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23000775/

 

 

f:id:katagirikenta:20170627070517j:image

 

うまいっすね。

最高ですわ。

一緒に関西の人を連れてきてたんですが、みな口々に「うまいけど辛い。辛い。」と。

どうやらコショウが辛いみたい。

 

それが良いのに!!

 

これにビール。

 

f:id:katagirikenta:20170625094937j:image

 

もう最高っすね

夏の新しい名物になるんじゃないかってくらい。

 

一緒に二日酔い予防の漢方薬を飲みましたが、これについては下の記事みてちょーだい!

 

katagirikenta.hatenablog.com

 

 

今回のメニューを薬膳的視点で見てみます。

 

鶏肉

温性(体を温めます)

帰経(効く場所)・・・脾胃

効能・・・温中・補気(体力増進作用)・健脾(胃の機能を鍛える)・益精(腎気を満たし、生・発育・成長を助ける)・填髄(骨髄・脊髄等に栄養分を補充する)・降逆(肺と胃の気が上がっているのを下げる治療

 

ビール

寒性(体を冷やします)

帰経・・・肝と脾

効能・・・解鬱(鬱積した状態を解きほぐす。分かる!笑)・利尿健胃

 

これに熱性コショウがきいているのでビールによる冷えは最低限でおさまるでしょう!

てか銀河高原ビールめちゃくちゃうまいね。

何あのフルーティー感。

 家にストックしておこうかな。笑

 

今さらだけどタイトルどうなん。

 

世界の山ちゃんを薬膳する!」

 

 

・・・

 

 

「薬膳する!」

 

 

・・・

 

自分で書いてて恥ずかしくなってきた・・・

 

 

まあこれに懲りず、食レポしつつ薬膳していきたいと思います!!

結局使う。笑

飛騨牛カルビ丼と坦々ごま水餃子

どうもこんにちわ。

夏ですね!!!

唐突(笑

 

夏至も過ぎてこれから夏本番を迎えようとしてますね。

夏は良いですね!

The・解放感!

 

そんな時は肉!

そして辛いもの!!

それをつまみにビール!!!

これぞ至高の極み!!!!

夏をぶっ飛ばせ!!!!!

 

 ということで行ってきました。

岐阜の飲み屋街の玉宮通り。 

目当ての店は満員。なんと・・・。

そこで、その辺をうろついている飲み屋を紹介するお兄さんに連行されて、着きました。 

板前 オリ宴タル 住田町店

板前 オリ宴タル 住田町店

食べログ板前 オリ宴タル 住田町店

飛騨牛カルビ丼 

f:id:katagirikenta:20170623231254j:image

激うま。

語彙力無くてすみません・・・笑

肉がうまい。当たり前か笑

ご想像の2倍はうまいと思っていただいて結構です!

 

 

坦々ゴマ水餃子

f:id:katagirikenta:20170623231302j:image

これも激うま!

水餃子の中にひき肉が入っています。ここまでは普通ですね。

このひき肉のぷちぷち感が尋常じゃない!!

カズノコ食ってるみたいにぷちぷち!すごい!!

 

食べるラー油かけてみた。

f:id:katagirikenta:20170623231256j:image

 あー、これもうまいっすわ。

ちょいピリ辛で、揚げたニンニクの食感も加わりなおうまい。

 

今回のメニューを薬膳的視点で見てみます。

 

牛肉

帰経(効く場所)・・・脾胃

効能・・・補気(体力増進作用)・活血(血液循環改善)・健脾(胃の機能を鍛える)・補血(造血作用促進)・強筋骨(筋骨を強くする。そのままやね笑)

 

玉葱(たまねぎ)

帰経(効く場所)・・・肺胃

効能・・・和胃(胃の機能を調節する)・降逆(肺と胃の気が下がらない上逆を改善)・化痰(水液代謝改善)・理気(気を巡らす)・活血

 

豚肉

帰経・・・脾胃と腎臓

効能・・・滋陰(体液補充・全身に栄養を与える)・補気(元気回復)・補血補腎(腎性のエネルギー補充)

 

ちなみに同じ豚肉でも部位によって効能効果が違います!なんと!

豚足(とんそく)は母乳不足に効果があるそうな。ほんまかいな・・・笑

豚の皮は下痢に効くみたい。不思議やね。

 

ビール

帰経・・・肝と脾

効能・・・解鬱(鬱積した状態を解きほぐす。分かる!笑)・利尿・健胃

 

 

なんとビールにも効能があるんです!

ビックリですね!

でも内容を見ると解鬱とか納得!

 

 

というわけで、帰経的にはバランスよく分かれていますが、肝心の夏の心が無い!!

キニラとかいれたら良かったかな。

まあそんなんどうでもいい!うまけりゃ!笑 

補気・補血の鰹のタタキ

これ、なんだと思います?

f:id:katagirikenta:20170622234927j:image

 

タイトルに既に書いてましたね笑

 

 

そう、

鰹のタタキです!!

 

薬味が多すぎてよくわかんないっすよね。笑

 

こちらは魚政のテイクアウトです。

かなりひっそりとしたお店なので近所の人しか知らないんじゃなかろうか。

ですが、味は申し分ない!

 

スーパーの鰹のタタキとは格が違う!

口に運ぶとほんのりと嫌味の無い炭の風味が口いっぱいに広がり、鼻に抜けます。

そこからの薬味と鰹のコラボレーション。

生臭さはなく、さっぱりしているのでいくらでも食べれます。

この季節にはピッタリ!!

 

ただこれは僕が買ってきたわけではないので、お店の詳細は保証しかねます。すんません・・・笑

 

・・・

 

今回のメニューを薬膳的視点で見てみます。

 

メインの鰹 

帰経(効く場所)・・・腎臓と脾臓

効能・・・補気・補血・健胃・益精

今回は炙ってあることで炭による苦みが出ているので心臓にも効果を発揮します。

(この辺りの五味・五行論・五臓六腑の話がおいおい説明します。しばしおまちを!)

 

そして今回は薬味の生姜・ニンニク・葱(ネギ)があります。

帰経・・・肺と胃

効能・・・解表・補陽・散寒・健脾・散結

 

ニンニク

帰経・・・肺と脾胃

効能・・・温中・健胃・止咳・化痰・解毒・殺虫

 

生姜

帰経・・・肺と脾胃

効能・・・温中・健胃・止咳・化痰・解毒・殺虫

 

ってな感じです!

肝以外のすべてに効果があるのでバランスが良いですね!

 

薬膳は単語がちょっと意味わからなかったり、背景の知識がないとわけわかめなのでその辺もおいおい解説します!

(先送りです!!笑)

 

『どんな食べ物にも効能効果がある』という薬膳的視点で世界が変わる

はじめまして。

薬膳アドバイザーの片桐健太です。

普段は薬局で薬剤師として働いていますが、食べることが好き!!すごく好き!!!

なので、食レポします。

 

ただ、普通に食レポするだけじゃつまらんので、薬膳アドバイザーとして薬膳的視点食レポしていきます。

 

 

 

 

 薬膳的?視点?

 

 

 

「なんのこっちゃ」と思われたでしょうか?

 

 

分かります。分かります。

 

 

その誤解の理由の1つは、

【薬膳】に対する誤解

にあります。

 

下の画像をご覧ください。

  

f:id:katagirikenta:20170621004714j:image 

これは僕が愛する薬膳料理を提供して下さる彩膳中華 杏ZUさんの壁です。

 

薬膳料理とは・・・、と続きますが、

途中に、薬食同源の説明があります。

 

薬食同源とは、生薬と食物は大なり小なり効能があるという意味です。

 

そう、なんでも効能があるのです。

それが薬膳的視点です。 

 

こちらの写真をご覧ください。

f:id:katagirikenta:20170621004000j:image

こちらは愛知県瀬戸市にある珈琲屋ユーミンの焼肉定食(日替わりランチ)850円です。

うまい!めちゃくちゃうまい!!

米!なぜか米がうますぎる!!喫茶店だろ!

あ、もちろんお肉も美味です。

 

これにパンケーキ(ゼリーとの選択性)とドリンクが付きます。

めちゃコスパ高い。

ただ、店内はご老人が多く、平均年齢は高め。

病気の話をされているのが耳に入ってきます。

 

・・・

 

話がそれました。

さて、今回のメニューを薬膳的視点で見てみます。

 

メインの豚肉

帰経(効く場所)・・・脾胃と腎臓

効能・・・滋陰・補気・補血・補腎

 

滋陰・・・体液の代謝を調整することによって体液を補充し、全身に栄養を与えるなどの働き。陰虚(のぼせ・熱感・口渇・熱証を伴った性機能減退)などに効果的。

補気・・・体力増進作用。気虚(元気がない・気力がない・疲れやすい)に効果がある。

補血・・・営養を与え、造血作用を促進する働き。血虚(顔色が悪い・皮ふにツヤがない・頭がふらつく・目がかすむなど)に効果がある。

補腎・・・腎精(生命エネルギーの源)の不足を補う効果がある。

 

 

と、いったように、

薬膳的視点を持つことで、真に食事・健康に気を使うことができ、病気になりにくい体を作ることができます。

 

旬の食材を使って、体のケアをする。これが薬膳料理です。

 

 

まだまだこの考え方の背景にある五行論など知った上でないと、本当の理解にはつながらないので、

僕と一緒に勉強していきましょう!!!

(とか言ってほぼ単なる食レポくそブログになるかも・・・笑)